京都府城陽市の京都きづ川病院 京都中核の病院として、診療機能充実、地元医療機関との連携を目指します。

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きづ川病院
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部長挨拶

看護部

副院長・部長挨拶

ご挨拶



 医療法人啓信会 京都きづ川病院

副院長・看護部長   

小河 陽子(認定看護管理者)

 

 

 2024年は、能登半島地震から始まり波乱の幕開けとなりました。改めて、被災者の皆様には、心より、お見舞い申し上げます。当院でも民間病院が組織したAMAT(全日本病院医療支援班)という、医療チームを被災地輪島に派遣いたしました。AMATは、民間の病院同士がお互いを支える「互助の精神」に基づいた医療支援のためのチームになります。折からの降雪と地震被害で劣悪な道路状況と、断水や停電などライフラインが寸断する中、支援に出たスタッフは、大変、苦労したと聞き及びます。改めて、今ある当たり前の生活に感謝をしなければならないと深く感じました。

 さて、当院が、ここ城陽の地に開院しまして、40年余りになろうとしています。その間に医療サービス提供の形を、地域のニーズに合わせて変化させて参りました。現在は、新型コロナウイルス感染症も5類に移行したため、元通りのケアミックス機能を展開しております。

 看護部の基本方針は、「維(つな)ぐ」「守(まも)る」「育(はぐく)む」「進化(しんか)する(イノベーション)」の4つを掲げています。様々な医療機能がある病棟間や他職種間を維いで患者様の安全と生活を守る、そして豊かな人間性をもった医療人であるよう育みあい、日々研鑽を重ねて自己を進化させていく、そんな看護師でありたいと願っております。

 これからも地域住民の皆様と共に、城陽市のヘルスケアシステムを担えるよう、努力して参りたいと思います。また、すべての働く人々が、やりがいを持って働ける職場づくりを、多職種と連携しながら構築して参りたいと考えています。

 

2024年4月